ローソク足の組合せで株価の動きを予測する
「株価チャート」の項目でローソク足の見方を説明しました。ただ、1本のローソク足だけを見ても、その後の株価がどうなるかは予測がつかないですよね。最低でも前日と当日の株価の動きを見ることで今後の株価が予想できるようになってきます。
ということで今回は、その後の株価の動きが予測できるローソク足2本の組合せを見ていきましょう。
ここで説明するローソク足の組合せの名称はいろいろな株の本でも出てくると思いますので、覚えておいて損はないかと思います。
それでは見ていきましょう!
株価上昇に転じるローソク足の組合せ
まずは、株価が上昇に転じるローソク足の組合せです。このパターンが出てきたらそれまで下がっていた株価が上昇に転じる可能性が高くなります。見つけたら買いエントリーを検討してみるといいかもしれませんね。

No.1~3は前日始値よりも今日の終値が高いパターンで、上昇の力が強く株価がすぐに上がって行きやすい傾向にあります。
それに対して、No.4~6は前日始値よりも今日の終値が低いパターンなので少し様子を見る必要があります。この後に大きい陽線などが出たら株価が上がって行きやすくなってきます。
株価上昇に転じる組合せの実例

一番左側ははらみ線が出た後すぐに株価が急上昇していますね。はらみ線を見つけた時点で買いエントリーしていたら利益になったパターンです。
真ん中は振り分け線が出た後にじわじわ上がって行ったパターンです。スイングトレードだと1週間くらいで利益が出ることになりますね。
右側はすぐには上昇に転じていないものの、出会い線が出て下落が一服し、横ばいトレンドになった例です。下落ストップのサインとしても使えるということですね。
株価下落に転じるローソク足の組合せ
次に株価が下落に転じるローソク足の組合せです。このパターンが出てきたらそれまで上がっていた株価が下落に転じる可能性が高くなります。
このパターンを見つけたら、売りエントリーを検討してみるといいかもしれません。また、もし買いポジションで保有している銘柄にこのパターンが出てきたら、一度手放すことも検討した方がいいかもしれませんね。

No.1~3は前日始値よりも今日の終値が低いパターンで、下落の力が強く株価がすぐに下がって行きやすい傾向にあります。
それに対して、No.4~6は前日始値よりも今日の終値が高いパターンなので、下落の力はまだ弱いのかなと考えられます。ただし、油断禁物なので株を保有していたら即切れるように準備はしておきましょう!
株価下落に転じる組合せの実例

一番左はかぶせ線がでて、そこからじわじわと下落していったパターンです。
真ん中はつつみ線からの下落ですね。このまま上昇していくかなと思われた株価がつつみ線によって下落に転じていますね。
右側もかぶせ線ですね。左側と同じパターンです。
これら、かぶせ線、つつみ線はチャートを見ていると頻繁に出てきますよね。上昇中に出てくると下落に転じる可能性が高いので本当に要注意です!
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本日はローソク足の組合せで株価の動きを予測する方法を見ていきました。これらをそのまま買いサイン・売りサインとして使うのは無理があるかもしれませんが、この後の株価の推移を予想するのには使えるのではないでしょうか!?
ご自身でも過去チャートなどで確認してみて、手法作りなどにお役立てください!
それでは、本日も読んでいただきありがとうございました。
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