株の売り注文は買い注文に対して種類は少ないと思います。
しっかり覚えて、利益につなげたいですね!
本日は株の売り(イグジット)の注文方法についてサクッとまとめました。
それでは、どういうものがあるか見ていきましょう。
成行き注文
「何円でもいいから今持っているこの銘柄の株を売りたい!」というときに使うのが成行き注文です。成行き注文の方が指値注文よりも優先して約定されるため、すぐに・確実にイグジットしたいという場合に有効です。
特に、株価は上がるよりも下がるスピードの方が早い傾向があるので、急落が起きた場合は指値よりも成行きで売った方が安心かもしれません。
ただし、買いの時と同様、思っていた以上に下の価格帯で約定する可能性もあるため、その辺は覚悟する必要がありますね。
指値注文
「この銘柄、¥○○○以上になったら売りたいな!」というときに使うのが指値注文です。
買い注文では「¥○○○以下で買いたい!」という場合に指値注文を使いますが、売り注文の場合は「¥〇〇〇以上で売りたい!」という場合に使います。この辺混乱しないようにしないといけません。
つまり、値段を指定して、株価がその値段以上であれば注文が通るということです。なので、この値段まで上がらないと売りたくないという場面に有効です。
逆指値注文
「この銘柄、¥〇〇〇以下になったら売りたいな!」というときに使うのが逆指値注文です。指値注文の逆ですね。
この注文方法は、売り注文の中でも一番重要かもしれません。
¥〇〇〇以下になったら売る、ということはそれ以上株価が下がる前に、株を売るということ。つまり損切りの注文に使えるということです。

指値注文と逆指値注文を図で表すとこのようになります。
どちらもうまく使いこなしたいですが、特に逆指値注文は資金を守るための損切り設定に使えるので覚えておきたいところです。
OCO注文
「この銘柄、¥〇〇〇まで上がるか、¥□□□まで下がったら売りたいな!」というときに使うのがOCO注文です。
上で説明した指値と逆指値を同時に出すことができる注文方法です。
つまり、利確と損切りを同時に出せる注文方法ということですね。
普段は仕事をしている僕にとって、かなり便利な注文方法です。よく寄り付き前にこの注文を出しておいて、その後は約定するまで放置するということをよくやります。
そうすると、一度決めた利確や損切ラインを割るまでは株価の上下を気にする必要がなくなり、仕事に集中できるというわけです。
これは精神衛生的にもいい方法だと思いますね。
つまり、OCO注文は普段忙しい人にとっては一番重要な注文方法といえますね。
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さて、本日は株の売り注文の方法をサクッとみていきました。
売り注文というのは自分の資産の上下に直結することなので、かなり重要ですよね。ここで紹介した注文方法はすべて覚えておきたいところです。
それでは、本日も読んでいただきありがとうございました。
また明日ノシ